緊急事態宣言が5月31日まで延長されましたね。
「いつになったら元の生活に戻れるのか?」誰もが気になるところです。
そんな中で、大阪府・吉村知事から5月5日に「解除」判断基準が発表されました。
この記事では、以下についてご紹介致します。
●「大阪モデル」って、一言でどんなもの?
●SNS上の反応は?
目次
「大阪モデル」とは?

出口戦略として、下記の3点の指標を、原則7日間、満たしていれば、自粛を徐々に解除するというものです。
【出口戦略】感染経路が不明な人数
上記の直近7日間の平均人数が、「10人未満」であるかどうかで判断します。
【出口戦略】PCR検査の陽性率
上記の直近7日間の平均が、「7%未満」であるかどうかで判断します。
【出口戦略】重症患者用の病床の使用率
上記の使用率が「60%」未満であるかどうかで判断します。
【入口戦略】感染経路不明者の増加率
前の週と比較して、新規の感染経路不明な陽性者が増えるか否かで判断します。
※下記、①、②、③で点灯した場合に、自粛を段階的に実施。

SNSでの反応は?

橋本徹氏
【解説動画】『大阪モデル』自粛の条件とは?
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) May 5, 2020
➡︎本当はこのようなことを日本政府がやるべきだった。吉村知事は医療崩壊を避けるための基準作りの方向性を明確に専門家に示した。日本政府は専門家に方向性を示さず自由に議論させた。専門家の使い方の決定的違い。 https://t.co/2EWCmT7pq3
橋本さんは、「大阪モデル」を支持していますね。
高須クリニック 高須院長
「どう責任をとるんだ」と現場の医者にいわれると、根性のない、責任を取りたくない政治家は常に及び腰になって決断しません。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) May 6, 2020
いま日本に必要なのは腹をくくって火中の栗を拾う、大胆な政治家だと思います。
みんなで力を合わせて大阪モデルを成功させましょう。https://t.co/2mX5nefFWK
高須クリニック高須院長も支持しています。
共産党:大野たかし氏
トレンドに「大阪モデル」と入っていました。
— 大野たかし (@koredeiinoka) May 5, 2020
首長はテレビやSNSで目立つが公務日数・時間は少なく、防護服がなくなったら雨合羽を集め、陽性の看護師を勤務させ、現場に話さずに「専門病院」指定をし、その結果、感染者数が増えているという「絶対に真似してはいけないモデル」の事なのでしょうね。
一方で、共産党の大野たかしさんは、「大阪モデル」を批判してます。
今までの対応・経緯が、問題ではないのかと。
賛成意見
大阪の吉村知事、自粛解除の指針を大阪モデルとして公表。
— 松山太士@理学療法士 MHSc MBA マネジメント (@taishimatsuyama) May 5, 2020
高いレベルの意思決定と、責任をとる覚悟を感じる。
理想のリーダー像です。
新たにウィズコロナ時代を創るためには、国会議員含めこういう若手(と言っても40代)に席を譲った方が良い。
重鎮の方々の『退き際の美学』に期待。 pic.twitter.com/1MTKSdCPT1
#報道ステーション / #吉村知事 生出演#緊急事態宣言延長 / #解除基準
— nozm (@nozm57334287) May 4, 2020
【 #出口戦略 】大切な理由
失業や倒産で
命を落とされることもでてくる
それだけは絶対あってはならない
大阪モデルを発信していく
全国へ広がります日本が良い方向へ向かいますように...#テレビ朝日#大阪 #大阪府知事 pic.twitter.com/JfMz5dWBtB
吉本知事のリーダーシップや、経済的な観点から支持されています。
否定意見
検査したい人に検査してるならまだしも…
— miyu (@MEEYU1214) May 5, 2020
したい人に検査しないでこれは…
ただ数字にでないだけ…#大阪モデル pic.twitter.com/wTV8P0fPPE
大阪、4/27の相談件数3430件あって検査行われたの392件、約11.4%しか行われていない。これでは十分に行われているとは言えないわな。そして相談件数の更新が4/27で止まっている。今日の #大阪モデル の会見で言ったことはかなり危なっかしいな。 pic.twitter.com/ikxgsAZn5y
— Yoshimi Kitaoka (@papiokayossi) May 5, 2020
現状の検査の実施状況に対して、不満感を持っていることが伺えます。
吉村知事のツイート
大阪モデルの該当数値を毎日府のHPで公表し、どの位の危険度にあるか、オープンにする。さらに、基準内なら緑色、警戒レベルになれば黄色、危険レベルは赤色で、大阪城公園や万博公園(太陽の塔)、通天閣(依頼予定)をライトアップし、府民が危険度を一目で分かるようにする。 https://t.co/Mk7OM4ucug
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) May 5, 2020
該当数値は、毎日更新されるそうですが、やはり検査実施率は気になりますね。
検査をしていない人の中に、新規の感染経路不明な陽性者がいるかも知れないですよね。
東京は?他都道府県は?
特定警戒都道府県は13か所あります。
東京や他の都道府県は、どの様な対応が出るのでしょうか?
東京の感染者数は群を抜いて多く、感染拡大防止を引き続きお願いしていきますが、都の経済にとっても31日まではまさしく正念場。経済活動にも配慮して対策を講じます。まずは都独自の出口戦略に向け、緊急事態措置の緩和や解除の基準となるロードマップを策定してまいります。https://t.co/CixpbvRyuS
— 小池百合子 (@ecoyuri) May 5, 2020
東京都も出口戦略のロードマップを作るとのこと。
茨城県も5月7日には、出口戦略を発表される様です。(茨城新聞)
他県も同様に、出口戦略が出てきそうです。
【まとめ】出口戦略「大阪モデル」とは?入口戦略も公表でSNS反応は?
いかがでしたでしょうか?
いちはやく出口戦略を示した吉村知事。
賛否はありますが、決断すればこその話ですよね。
批判されても、決断するのがリーダーの役割。
そこには、結果責任もありますが、それが決断です。
一番悪いのは、決断しないで、何もしないということです。
この出口戦略が功を奏して、生活や経済の再生のきっかけになって欲しいです。
本日もお読み頂きまして、誠にありがとうございました。