米J&Jが、美白製品の販売を中止にするというニュースが注目されています。
女性にとっては、キレイでいたい、美白を保ちたいという、気持ちは当然のこと。
いったい、なぜ、販売中止になってしまったのか?
同社からは、ベビーパウダーまで販売中止になっている様です。
こちらの理由についても、ご紹介をいたします。
目次
米J&J美白製品の販売を中止の理由は?

Yahoo!ニュースで取り上げられていた、こちらの話題。
なんと、美白製品の販売中止の理由は、
白い肌を推奨している
という批判が出たことが、背景だそう。
たしかに、先日、アメリカでは、警察官による黒人への暴行事件が大問題に。
人種差別に対して、敏感になっているということもあるかもですが、
ちょっと、やり過ぎ感は、いなめませんね。
【米J&J 美白製品の販売を中止】https://t.co/AR9NLIQASb
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 20, 2020
米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンは、アジアや中東で一部の美白製品の販売中止を決めた。世界的に人種差別問題への関心が高まる中、美白製品に対し「白い肌を推奨している」との批判が出たことが背景。
対象製品は?
対象は、スキンケアブランド「クリーン&クリア」や「ニュートロジーナ」を、
アジアや、中東で販売中止にするということです。
SNSの反応は?
これに対しては、違和感を感じている声が、多数あがっています。

また、日本には「色白は七難隠す」の諺があり、伝統的な美意識である。
美白意識は、差別的でも何でもない。今回のこれは、まるで集団ヒステリーの様に人様の自由や伝統を奪う。白が美しい、という美意識を持つのは自由。昔、一部の若者にガングロが流行った。それも美意識の自由さ。
卑屈になって他人の自由を侵すのは間違い。

商品によっては白を推奨したり、黒を推奨したりするものだと思います。
なぜ、商品が推奨する色までが人種差別という濡れ衣を着せられなければならないんですか?
人種差別の名のもとに、背後の輩が世の中全てに口出しして影響力を拡大する卑劣な狙いあるんだと思います。

「色白が美しい」と感じる人の美的価値観にまで踏み込んでこないでほしい。
引用:yahooコメント
たしかに、色白を美しいと感じる美意識は、ひとぞれぞれですからね。
あとは、美白には、シミや、シワ対策としての、意味合いもあると思いますし。
女性は、ご自身の権利で、自由に、自分に合った製品を使っているのでしょ?
こんな形で、世の中から、美白製品が、どんどん無くなってしまったら。。
ちょっと、変なかんじですよね。
一方で、こんなご意見もありました。
美白効果というワードの見直しになっていいかもしれませんね🙄
— 川上愛子【皮膚常在菌ビューティ!】ワニブックスから発売中 (@aykh_) June 20, 2020
日焼けによるシミそばかすを防ぐという基準が、美白化粧品という訴求ワードで消費者も「肌が白くなる」と誤解しやすい問題がありました。
ずっと言われてたことなので新しい訴求ワードが出てくることに期待したい。 https://t.co/4aGBUuC9E5
この、「シミそばかす」に対するワードとしての「美白」。
これに対しての新しいワードってことですか。
「美肌」じゃ新しくないですもんね。
どんなキーワードになるのでしょうか?
米J&J ベビーパウダー中止の理由
さて、同社は、タルクという鉱物の一種を使っているベビーパウダー製品も、
アメリカと、カナダで取りやめることを、先月5月に発表しています。
こちらに関しては、
タルクが、発がん性物質アスベストで汚染されている
と、1万6000人以上から訴訟を起こされていました。

実際に、米食品医薬品局であるFDAによって、微量のアスベストが、
検出されたということが背景にあります。
さらに、2018年には、同社のタルク製品によって卵巣がんを発症したと、
訴えた女性22人に、47億ドル(約5070億円)の賠償金を支払うような判決も。。
訴訟社会の米ですが、J&Jとしては、下記の対応を取っています。
同社は、何十年にもわたり、専門家により科学的に製品が安全であることを示しており、独自調査でもアスベストを含んでいなかったと。
ただ、結果的には、風評被害ってありますからね。
北米での需要も減ってきてしまっていた様です。
ひょっとしたら、こういった、訴訟社内の中で、
「美白製品」に関しても、訴訟の対象となりうる?
という、リスク管理の観点から、販売中止に、
踏み切ったのかもしれませんね。
【まとめ】美白製品の販売中止?ベビーパウダー中止も人種差別問題と関係?米J&J
米J&Jの美白製品中止に対するSNSの反応や、
ベビーパウダーの販売中止理由について、ご紹介をいたしました。
それにしても、訴訟社会って、こわいことですね。
企業は、莫大な違約金の支払いが発生するので、慎重にならざるを得ない。
より良く共生するためには、多くの意見交換や、議論が必要ですね。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。