昨夜、東京都は、コロナ感染者拡大を受け、東京アラートを発動しました。
これに伴い、都庁と、レインボーブリッジが、「赤色」に点灯。
どうやら、夜の繁華街での感染者が、増加しているということですね。
東京アラート発動の基準や、背景について、改めてご紹介させて頂きますね。
東京アラート発動の基準

まず、休業緩和の7つの指標が、こちら。
- 新規陽性者が1日20人未満
- 感染経路不明50%未満
- 陽性者の増加比⇒週単位で比較
- 重症患者数
- 入院患者数
- PCR検査の陽性率
- 受診相談件数
これらを見て行きながら、専門家などで、判断するということですね。
これに対し、「東京アラート」発動の指標として、下記の3つが、数値として公表されてます。
- 一日の新規感染者数が50人
- 感染経路不明50%
- 週単位の陽性者の増加比2
新規の感染者が、増えていないかどうか。
感染経路は、確認できているかどうか。
そして、陽性者の割合が、増えてるかどうか。
この3つですね。
これに対し、6月2日時点の内容が、下記となります。
引用:Abema times
ということで、2つの指標で上回っています。
東京アラート発動の背景
ただ、この指標自体は、すでに、5月30日の時点で上回っており、
ネットでは、「なぜ発動しない?」の声があがっておりました。
これは、感染経路不明者の中には「夜の街クラスター」と呼ばれる、
繁華街で感染したと疑われる人が多いという見通しがあったから。
【ただし、2日午後4時の時点で、都からの説明はなし】
つまり、都は、感染経路は、追えているという認識だったと思われます。
しかしながら、6月2日時点での1週間を振り返ってみると、
新規感染者114人の内、約3割の32人が「夜の街クラスター」関連であり、
そのうち、新宿での感染が4割ということ。
どうやら、誕生日パーティーに参加した等で、いわゆる「3密」下ですね。
これらの、「夜の街クラスター」を抑えなければならない、
「3密」を回避するために、東京アラートが発動したと思われます。
東京アラート発動に対する声
この都庁や、レインボーブリッジが赤々と点灯する様子は、
かなりインパクトがありますね。
気を引き締めようという声の一方で、心配する声も寄せられています。
「東京アラート」
— 漫画中小企業物語@毎日更新中 (@hakochan190908) June 2, 2020
おはようございます😭
都内の感染者が増えたから東京アラートが発動されたよ😭緊急事態宣言を解除してまだ間もないのに気がユルユルな人が少なくないよ😭
また緊急事態宣言されちゃうかもね😭
レインボーブリッジが赤色に光るらしいけど、それを見に来る人達で密集しそうだね😭 pic.twitter.com/OnuWHauN9D
おはようございます☺️
— Kay II *️⃣ラブリツ制限あり、プロフ見て (@flykaysandesu) June 2, 2020
いつも有り難うございます。
ステップ2が始まって直ぐに #東京アラート が発令されました。
人の動きが多くなると感染者も増えるのでもう一度気の緩みを点検しましょう!
このままではステップ3が遠のきます😱
今日は近くの #薔薇 等です!#医療従事者に感謝 pic.twitter.com/IGO0rRYPse

まとめ】東京アラート発動の背景は?7つの基準も改めて確認しよう。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、やはり、「3密」は回避ですね。
まだコロナが撲滅された訳でも、ワクチンが作られた訳でもないですから。
新しい生活様式を取り入れて、感染拡大を防ぎましょう。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。