
自分の強みは何だろー?
目次
人間の総面積は決まっている。

世の中に凄い人って、たくさんいます。
その凄い人たちって、実は、反対側はへこんでいるものなの。
だから、スバ抜けている人って、飛び出ている部分で、個性があるって思われる。
先生とか、まわりが、へこんではいけないって言うでしょ。
すると、へこみを埋めようとしてしまうんだね。
でも、それで、かえって、つまんなくなっちゃう。
人間の総面積って、決まっているからね。
へこんでいる分、飛びぬけているんだよ。
削ったり、埋めたりすると、せっかくの個性が無くなっちゃう。
それは、強みを消してしまうことなんだね。
飛び出た個性があれば良い。

スゴくできる人って、スゴくへこんでいるものなの。
長所が、短所を補っている。
言い方を変えれば、短所があるから、長所があるの。
弱いところがあるから、強さが生まれているんだ。
飛び出た個性を活かすためには、へこんでいる部分を、残しておくことが大事なんだね。
削ってしまっては、もったいないよ。
スティーブジョブズさんが、「ハングリーであれ、愚か者であれ」って、
大学の卒業式でスピーチしたんだね。
これって、個性を磨いていこうねって、話なんだ。
決して、飛び出している部分を、削るようなことではないんだね。
へこみを埋めなくて大丈夫。

人と比較して、落ち込んだりしてないかい?
自分は、あの人よりも、仕事が出来ないとか。
あの人よりも、頭が良くないとかってね。
でも、人と比較することって、無意味なの。
仕事が出来ないとか、頭が良くないって、落ち込む必要ないよ。
人には、個性ってものがある。
バラはバラとして美しく咲く。
桜は、桜としての花を咲かすものなの。
それぞれの個性があって、この世界って面白くなっている。
だから、人と比較して、劣等感を感じる必要はないんだよ。
それよりも、自分のへこみが、どんな個性につながっているのか、
それを知ることが大切だよ。
たとえば、人の痛みが分かる、ものすごい優しい人間であるとかね。
その人がいるだけで、周りが優しい気持ちになれるとかってさ。
それは、ものすごい個性なんだ。
だから、へこみは、強みだって分かると、ラクに生きられるよ。
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