日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を2回受賞し、「日本一忙しい役者」と称される佐藤浩市さん。
2023年の出演作は、9本にも上ります。
こんな佐藤浩市さんですが、以前から「ビジュアルの変化」が指摘されています。
2020年3月頃から、「やせ過ぎ」が心配されているのです。
そこで今回は、佐藤浩市さんがやせ過ぎた理由を調べてみました。
併せて、佐藤浩市さんの若い頃のイケメンぶりについてもお伝えしていきます。
佐藤浩市がやせ過ぎ
佐藤浩市さんのやせ過ぎの始まりは、2020年3月の写真でした。
映画コメンテーターのLiLicoさんとのツーショット写真で、頬がこけた姿が写っていたのです。
当時「重病なのでは」と、「やせ過ぎ」が心配された佐藤浩市さん。
体調に関する憶測が流れているのを知り、佐藤浩市さんは「やせ過ぎ」の理由を説明しました。
2020年12月4日に放映されたTBS系「ぴったんこカン・カン」の番組内のことでした。
実は、2020年の年明けに大腸ポリープの切除手術を受けていた佐藤浩市さん。
また手術の直後、寄生虫のアニサキス症を発症して食事がとれなかったことで、5㎏ほどやせてしまったそうです。
しかもその時点で、「元ボクサー」を演じることになっていて、体重を64㎏まで落とす必要があったとか。
同番組に石田ゆり子さん、西島秀俊さんと一緒に出演。
「やせ過ぎ」について、石田ゆり子さんも「聞いちゃいけないような気もして・・・」と不安だったことを明かしていました。
佐藤浩市さんは重病説を否定しつつ、「ただ1回やせると老けるね」と明るく話していたという。
視聴者からは「大きな病気じゃなかったようでよかった・・・」
「そりゃ、やせる」と安堵する声が聞かれました。
また「本人の口から聞けて安心した」との感想も寄せられました。
佐藤浩市の現在の体調や病気は大丈夫!?
2023年8月25日に公開された映画「春に散る」。
この作品で、佐藤浩市さんは「白髪の元ボクサー」を演じました。
この役作りのために、やせる必要があったため、アニサキス症で減った体重を戻せなかったようです。
2023年4月以降、この映画の予告編が公開されると、ファンも「このことだったのか」と安心したそうです。
ところがです。
2023年7月31日、都内で行われた「春に散る」の試写会にサプライズ登場した佐藤浩市さんは相変わらずやせたまま。
かぶっていた帽子を脱いで見せ、「白髪ヘア」まで披露。
この姿に、ネットでは驚きの声が上がりました。
「元ボクサーの役作りは終わったはずだよね。
白髪多いし、やせたままなのも心配。」
「黒髪のイメージが強かったのでびっくりした。
でも、年齢的には白髪があるのは普通だよね。」
試写会の質疑応答で、佐藤浩市さんは白髪ヘアについて、次のように話しています。
「三國連太郎という自分の父親が、若い頃からほぼ真っ白だったので、自分もそうなるだろうと思っていて。
僕は意外に早く、50歳過ぎてから、ほぼほぼ白かったです。
さすがに役柄もあって、黒くしたりしてやっていましたけど、もう今はこれ(白髪)ですからね。」
つまり、現在の佐藤浩市さんの白髪は、地毛ということになるんですね。
因みに「やせ過ぎ」については、特にコメントがなかったようです。
ただ、映画では年齢を感じさせない鋭い動きを見せていたそうです。
佐藤浩市さんをよく知るスポーツ紙記者は、こう語っています。
「佐藤浩市さんには、もともとガッチリとした体型のイメージがあります。
還暦を超えて白髪になり、今回のやせた姿をみて『何かあった?」と疑ってしまうのも無理はないかもしれません。
でも、仕事もセーブせず、映画やドラマのオファーが絶えないみたいですから、心配はいらないんですけどね。」
2023年夏には、千葉にある自身の別荘の近くで「箱男」という映画のロケに参加していた佐藤浩市さん。
芸能プロの方の話によると、地元の漁師さんとも仲良しだと言う。
「浩市会」と名付けて、お花見やバーベキューを楽しんでいるそうです。
また、地元のスナックでも常連なのだとか。
佐藤浩市さんの別荘は、千葉の海岸沿いに立ち並ぶ高級別荘エリアにあります。
別荘の近隣住民によると、佐藤浩市さんは今でも週末にはよく来ていて、庭でパターゴルフを楽しんでいるようです。
佐藤浩市さんは、まだまだお元気なようですね。
佐藤浩市は若い頃からイケメンの人気俳優!
現在は渋い大人の魅力を醸し出している佐藤浩市さん。
ですが、若い頃は今以上にイケメンでした。
そこでここでは、佐藤浩市さんの若い頃の画像を集めてみました。
1980年、多摩芸術学園映画学科在籍中に俳優としてデビューした佐藤浩市さん。
NHKの「続・続・事件ー月の景色」というドラマでした。
その頃(20歳)の画像です。
素敵な笑顔は今も変わりませんが、この頃は可愛らしさも感じますね。
その翌年(1981年)に出演した映画「青春の門」が大ヒット!
この映画で「ブルーリボン賞」新人賞を受賞し、その演技力が高く評価されました。
当時は、舞台俳優としての期待も高かったそうです。
しかし「自分は映像でこそ際立つ役者だ」という信念を持っていた佐藤浩市さん。
その後も、一貫して映画やドラマに絞った活動を続けています。
この頃の佐藤浩市さんの画像を、少し見ていきましょう。
映画「俺はご先祖様」(1981年)
茶目っ気のある表情がチャーミング!
映画「日本海大海戦 海ゆかば」(1983年)
何とも凛々しい眼差しですね。
映画「敦煌」(1988年)
科挙(昔の中国の官僚登用試験)を受けに来た青年を演じました。
フジテレビ系ドラマ「親愛なる者へ」(1992年)
若き日の浅野ゆう子さんや柳葉敏郎さんと共演したラブストーリーです。
映画「らせん」(1998年)
大ヒットホラー「リング」と同時上映が相乗効果となり、話題を呼んだホラー映画に出演。
ところで、佐藤浩市さんが名優・三國連太郎さんの息子さんであることはよく知られています。
ただ、佐藤浩市さんが幼少の頃、両親が離婚。
母親の手で育てられた佐藤浩市さんには、三國連太郎さんに対するわだかまりがあったようです。
そんな二人は、1986年の映画「人間の約束」で初共演を果たします。
この頃は、まだお互いのわだかまりが消えておらず、直接関わる場面も少なかったよう。
そして、1996年の映画「美味しんぼ」で再共演をしています。
この時も、制作会見の場では、お互いを「三國さん」「佐藤くん」と他人のように呼び合い、まだまだ確執があったようです。
でも、しっかり笑顔も見せているのは、さすがですね。
そんな親子の関係も、2000年以降は徐々に改善に向かっていったようです。
2008年のANAのCMで親子共演を果たした二人。
このCMでは、仲むつまじい姿が見られました。
ゆるやかなシャンソンが流れる機内で、二人が声をかけあうシーンが印象的でした。
後日、佐藤浩市さんは三國連太郎さんについて、次のように語っています。
「世間では、三國と僕の間に『確執があった 』などと言いますが、そうではない。
僕らはお互いのことを大切に思っていて、親子であることを安売りしたくなかっただけです。」
「もっと共演しておけばよかった・・・」とも。
複雑な親子関係だったようですね。
まとめ|佐藤浩市がやせ過ぎた理由は?
佐藤浩市さんは若い頃から数々の映画やドラマに出演し、現在では日本を代表する俳優の一人になりました。
主役も脇役もこなす名優として、若手俳優の憧れの存在でもあります。
年を重ねるごとに魅力を増していく佐藤浩市さんのさらなる活躍に注目ですね!