2024年「ザ・ドリフターズ」が結成60周年を迎えます。
メンバーである加藤茶さんと高木ブーさんは、目下、フジテレビ系で放送されるスペシャル番組の収録中だそうです。
しかし、2023年12月現在、80歳の加藤茶さんの体調を心配する声が聞かれるのも事実です。
そこで今回は、加藤茶さんの現在の体調や病気について調べてみました。
併せて、加藤茶さんの若い頃についてもご紹介していきます。
加藤茶の現在の体調や病気について
高木ブーさんが公開した、松本幸四郎さんと加藤茶さんとの2ショット。
2023年12月のごく最近の画像です。
その姿に、コメント欄では「加藤茶さんちょっと瘦せすぎではないですか」と加藤茶さんの近影を心配する声が散見されました。
しかし、加藤茶さんが痩せたのは病気ではなく、食事療法で健康的に痩せたためだそう。
もともとむくんで太っていた加藤茶さんは、ヘルシーな食事でスリムになったのです。
そして、現在80歳にして「健康面で絶好調」と語る加藤茶さん。
その食生活を支えているのが、奥様の加藤綾菜(あやな)さんです。
実は、大病を何度も経験している加藤茶さん。
その加藤茶さんを支えようと、介護関係の資格を取得しました。
さらに「美味しくて、減塩になり、体にいい料理」を学んだそうです。
おかげで、上が200くらいもあった加藤茶さんの血圧が130前後で安定するようになったとか。
さらに、長生きする食事の秘訣やレシピが紹介された著書「加藤家の食卓」が発売され、大人気になっています。
加藤綾菜さんのサポートのおかげで、健康を取り戻した加藤茶さん。
やはり健康の基本は「食」なんですね。
加藤茶はパーキンソン症候群や大動脈解離を既往!?
過去に何回もの大病を乗り越えてきた加藤茶さん。
パーキンソン症候群や大動脈解離など、大変な病気を克服してきました。
狭心症
2005年に、健康診断からの精密検査で狭心症と診断された加藤茶さん。
いつ心筋梗塞になるか分からない危険な状態だったそう。
そのため、動脈硬化部分にステントという特殊な金属の筒を入れて血管を広げる手術を受けたのです。
医師からは「食生活の改善をするように」と言われていました。
しかし、加藤茶さんの食生活は変わらなかったようです。
相変わらず、飲み屋をはしごし、ウィスキーを相当量飲む生活を続けていました。
大動脈解離
狭心症の診断から1年半後。
2006年10月30日、微熱と体のだるさが1ヶ月以上続く体調不良により、緊急入院。
病名は「Stanford A型大動脈解離」でした。
同年12月26日の会見で、病気を発表し、生還を果たしてリハビリ中であることを語った加藤茶さん。
当時、仕事復帰は困難とされていました。
しかし、わずか4ヶ月でフジテレビ系ドラマ「鬼嫁日記 いい湯だな」に出演するかたちで復帰したのです。
パーキンソン症候群
2014年6月9日に放映されたNHK「鶴瓶の家族に乾杯」に出演した際、ろれつが回らず反応が遅かった加藤茶さん。
後に、動作障害を患う「パーキンソン症候群」だったことを明かしました。
「あの時はあんまり(お笑いの)ボケもしないのに、普通にボケていた。
手の震えが尋常じゃなかった」と振り返っていました。
そして、同番組の収録から帰宅した日に入院したそうです。
2006年に大動脈解離の手術を受けて以降、薬を20錠くらい服用していた加藤茶さん。
その中の1つが合わなかったため、手の震えを引き起こしてしまったそうです。
医師の診断は、手足の震えや筋肉の硬直など、パーキンソン病と似た症状が起こる「パーキンソン症候群」でした。
手足が硬直して動かなくなり、加藤茶さんは寝たきり状態になってしまったのです。
そして、体から薬を抜き、筋肉を動かすリハビリを1年続けて回復。
当時のリハビリは相当大変だったようです。
加藤茶さんも「しんどかったですね」としんみり話していました。
大量吐血
パーキンソン症候群を克服した加藤茶さんでしたが、その後、自宅で大量吐血。
救急搬送され、集中治療室で治療を受けました。
食道が裂けてしまい、大量出血のため輸血が必要でした。
また、腎臓も弱っていたので、1週間人工透析をしていました。
この時は、幸い1ヶ月ほどで退院できた加藤茶さん。
奥さまの加藤綾菜さんは、この時の経験から、何かしなければと真剣に考えたそうです。
加藤茶さんに元気で長生きしてもらうためには何をしたらよいのかと。
そして、加藤茶さんの食生活の改善に本気で取り組んだのです。
加藤茶さんは、もともと超偏食家。
野菜はトマト以外は全部ダメ、魚は刺身、寿司、焼き魚がダメ。
トンカツ、カレー、ハンバーグなどのガッツリ系が大好物。
そこで、加藤茶さんの偏食を徐々に克服させることにしたとか。
野菜は、まずはハンバーグやスープに混ぜる。
魚であれば、最初は魚の味があまり出ないムニエルにする。
このようにして5年くらいかけて加藤茶さんの偏食を直していったのです。
加藤綾菜さんのサポートには、本当に頭が下がりますね。
若い頃から大人気のカトチャン!
加藤茶さんが、若い世代の間で「イケメン」として再評価されているようです。
若き日の加藤茶さんが、俳優の菅田将暉さんにそっくりだというのです。
X(旧ツイッター)上では、加藤茶さんの若い頃の写真と、菅田将暉さんの写真を並べたツイートが拡散されています。
「親子並みにそっくり」
「加藤茶がこんなにイケメンだったとは!」
と驚きの声が相次いでいました。
画面を並べてみると、確かによく似ていますね。
2人とも眉毛がしっかりしているのと、目鼻立ちがはっきりしているからでしょうか。
そう考えると、やはり加藤茶さんは若い頃からイケメンで人気者だったということでしょうね。
そんな加藤茶さんの若い頃の写真を、奥様の加藤綾菜さんがインスタにアップして話題になりました。
「彫りが深くてカッコイイ」
「昔も今もイケメン」など、称賛の声が上がっています。
尚、加藤綾菜さんは、この写真を2021年の待ち受け画面に設定していたそうです。
ところで、加藤茶さんはもともと、トロンボーン奏者を目指していました。
バンドボーイとして活躍する中、1962年に「桜井輝夫とザ・ドリフターズ」に加入します。
後の「ドリフターズ」は、1969年頃までは主に音楽バンドとして、それ以降はコントグループとして活動しました。
1964年、日本テレビ系番組「ホイホイ・ミュージック・スクール」での「加トちゃんぺ」ギャグが受け、一躍人気者になります。
そんな加藤茶さんの転機になったのが、バラエティ番組「8時だョ!全員集合」(TBS系)です。
1969年に社会現象を巻き起こした伝説の番組で、なんと最高視聴率50%越えを記録したのです。
この番組で、加藤茶さんはトップスターの座に上り詰めます。
1985年9月28日に「8時だョ!全員集合」が終了後、俳優としての活動も行っていた加藤茶さん。
コメディアンのイメージが強い加藤茶さんですが、俳優として多くの作品に参加しています。
1992年にテレビ東京系列で放映されたドラマ「パパと呼ばせて!」では主役を演じました。
「イケメン」役者の本領発揮といったところですね。
まとめ|加藤茶の現在の体調や病気
「仕事を健康でやれたら、こんなに嬉しいことはないですね」と語る加藤茶さん。
現在90歳で舞台に立ち続ける高木ブーさんへ感謝しつつ「108歳まで元気に舞台に立ちたい」とにっこり。
奥様の加藤綾菜さんのサポートが、何よりも大きな力になっているのでしょう。
人生100年時代!
加藤茶さんには、まだまだ元気で活動し続けて欲しいですね。