火球の目撃情報が、8月21日夜に関東であいついで報告されました。
自分の錯覚では、なさそうですよね。
この記事では、
☑火球の目撃情報とは?2020年
☑火球とは何か?わかりやすくご紹介!
☑火球と地震は関係?
についてご紹介いたします。
☑火球の目撃情報とは?2020年
8月21日の火球の目撃情報は、ニュースでも報道されました。
くっきりと見える明るさですよね。
SNS上でも、目撃情報は多く上がっています。
ATOM Camで先程隕石?火球の映像が鮮明に撮れました!
— ATOM Cam (@ATOM_Cam_ATJ) August 21, 2020
みなさんはどうでしょう?#火球 #隕石 #流れ星 #ATOMCam pic.twitter.com/pXRIMgwLfO
また、20年7月2日にも、火球があらわれているんですね。
ここ最近、頻繁にあらわれる火球ですが、そもそも火球って何でしょうか?
☑火球とは何か?わかりやすくご紹介!
火球って、「火の球」ってことですよね。
ファイヤーボールとも呼ばれています。
ただ、しっかりと、火球について定義もあり、
「絶対等級が-4等級よりも明るい流星」
とされています。
これだけ聞いても、良く分からないですが(^-^;
わかりやすく言うと
「明るい流れ星」
ってことなんです。
いちおう絶対等級とは、
100キロ離れた場所から見た時の光の強さ
になります。
そして等級とは、
小さくなるほど明るくなる、大きくなると暗くなる
という意味合いです。
マイナス4等級ってのは、かなり強い明るさを表しますが、
では、どれぐらい明るいの?っていうと、
日中でも見える星
のことです。
具体的には、金星がほぼマイナス4等級と言われていますね。
昼間の雨からは信じられないくらい
— せつこ (@SetsukoITO_) April 26, 2020
よく晴れましたー
月と金星 とてもいい感じです
@東北海道 #星空の連帯 pic.twitter.com/AtV6jOG8Up
大気で蒸発してしまうこともあれば、地球に隕石として落下する場合もあるとか。
どちらも、マイナス4等級の明るさがあれば、火球と考えられています。
☑火球と地震は関係?
昔から、地震の予兆として、火球の存在が考えられていた様です。
火球の落ちる場所と地震が起きると噂されている場所と関係あるかな
— リクマ (@0tpPvpCEQig0nVV) August 21, 2020
日時や場所がだいたい合っててちょっと怖い
JAMSTECの掘削船ちきゅう号やカイメイが所属する世界規模の海洋組織IODPの嘗ての火球のミッションロゴと最近の富士山をバックとしたミッションロゴですが、火球と地震の因果関係は昔から言われてます。南海トラフ上を長らくIODP傘下の掘削機能搭載のカイメイと潜水艇搭載可能のコンセプトが居ます。 https://t.co/uezgUBuaRg pic.twitter.com/hKkGW6QjQR
— 漂着おやじ (@tokunaga7648) August 21, 2020
結論としては、直接の地震と火球の関係性は明らかになっていません。
ただ、地震と謎の発光物との関係性と言うのは、何世紀も前から伝えられてきたとか。
実際の例でも、
2009年、イタリアのラクイラ地震の発生数秒前に、
ナショナルジオグラフィック
石畳の上をちらつく直径10センチほどの炎を大勢の人が目撃している。
1988年にカナダのケベック州を襲った地震の場合、
その11日前に発光現象の報告が相次いだ。
と報告されています。
地震と発光物の関係性
こちらについては、アメリカの物理学者フロイント氏などにより、
「力が加わった玄武岩や斑れい岩に、電荷の“充電スイッチ”が入る」
と報告されています。
「電荷は結合して一種のプラズマのような状態になり、
猛スピードで移動し、地表ではじけて空中放電を起こす。
これが色鮮やかな光の正体だ」
ナショナルジオグラフィック
ただ、諸々の条件が整う確率は、0.5%未満とのこと。
いちおう、予知を知る1つの指標にはなってるそうです。
詳細は、Seismological Research Letters」誌1月・2月号まで。
まとめ
火球の定義や、地震との関係性についてご紹介いたしました。
火球とは、昼間でも見える明るい流れ星。
マイナス4等級程度であり、金星と同じぐらいの明るさ。
地震との火球との直接の因果関係は明らかでない。
個人的に思うのは、ファイアーボールっていう響きが、かっこいいですね。
最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました。