コメディアンや俳優として大活躍中の伊東四朗さん。
2024年1月現在86歳ですが、まだまだお元気な姿を見せていらっしゃいます。
今回は、周りの方々も驚く体力と記憶力を誇る伊東四朗さんの現在の体調について調査してみました。
併せて、伊東四朗さんの若い頃についても調べましたので、ご紹介していきます。
伊東四朗の現在の体調は?
テレビ、ラジオや舞台で活躍中の伊東四朗さんですが、実は、2023年7月14日に新型コロナ陽性の判定を受けていました。
しかし、症状は「声がガラガラする程度」の軽症で済んだそうです。
そして、同月21日からの舞台に出演して関係者を驚かせました。
従って、現在の伊東四朗さんの体調はとても良いと言って差し支えないでしょう。
このような超人的な体力をどのように維持しているのか、是非知りたいと思い、その秘訣を調べてみました。
2021年3月26日に放送されたNHKテレビ「所さん!大変ですよ」に出演された伊東四朗さん。
この番組で、ご自分の健康法を語っていらっしゃいました。
その健康法についてまとめてみました。
サプリは飲まない
伊東四朗さんは、70歳を超えた時にサプリメントを飲むのをやめたそうです。
しかし、やめても何も変わらなかったとか。
逆に、「飲まなきゃ」という意識がなくなり、かえって気が楽になったとのことです。
確かに、サプリを飲むことが義務になってしまうと、それがストレスになってしまい、逆に健康に悪いかもしれませんね。
日々のウォーキング
毎日のウォーキングが日課になっている伊東四朗さん。
1時間20分くらいで、7000歩ほど歩いているとか。
「毎日歩かないと気持ちが悪い。
何かで休まなきゃいけないのが、もったいなくなっちゃう。
きょうの7000歩をどこで補おう、とか。」
季節の変化を楽しみながら、ウォーキングのコースを変えているそうです。
ウォーキング継続のコツは、「無理せず自然体で」とのことです。
健康のためというより、ウォーキングを楽しむことが大切なんですね。
冬でも適度な日光浴
伊東四朗さんは、冬場でも適度の日光浴を心がけているそう。
ヒトの体は、浴びる日光の量が少なすぎると、免疫力が低下するなどの悪影響が生じることがわかっています。(出典:https://weathernews.jp/s/topics/)
伊東四朗さんは、日光の大切さが良く分かっていらっしゃるんですね。
うがい
ウォーキングから帰宅して、まずはうがいをするという伊東四朗さん。
京都大学の研究によると、うがいをすることで、風邪の発症を4割抑えることができるそうです。
脳トレ
伊東四朗さんは、脳を活性化させるためのトレーニングを欠かさないそうです。
特に力を入れているのが、記憶力の低下を防ぐ取り組みだそう。
具体的には、円周率を1000桁まで暗記する、アフリカの国(53か国)を全部覚えるなどです。
このように驚異の記憶力をお持ちの伊東四朗さんには、さらに舞台の共演者を驚かせることが・・・。
それは舞台稽古初日のこと。
他の役者はまだ台本を見ながら、稽古をしています。
しかし、伊東四朗さんは相手の台詞も含めて、すべての台詞を覚えてくるそうです。
これって「超人」以外の何者でもないですよね。
発酵食品
伊東四朗さんは、納豆を毎日食べるようにしているそうです。
納豆に加え、豆腐やみそなど発酵食品が多いのが、伊東家の食卓の特徴だとか。
発酵食品には、腸内環境を改善して免疫細胞を活性化する働きがあるんですね。
(出典:https://www.macrophi.co.jp/special/)
伊東四朗さんがすごいのは、このような健康法を楽しんでいることではないでしょうか。
健康のために無理にするのではなく、好きなことをした結果、健康につながったという感じです。
どんなことでも、無理にやってストレスを溜め込んでしまっては、無意味ですよね。
伊東四朗は若い頃はコメディアンで大人気!
アマチュア劇団に所属していた兄から舞台に出るよう頼まれて、12歳で初舞台を踏んだ伊東四朗さん。
これがきっかけとなって、演じることの楽しさに目覚めたそうです。
そして、1958年に旗揚げされた劇団「笑う仲間」に研究生として加入します。
その後、1961年にコメディアンの三波伸介さんと戸塚睦夫さんと共に、お笑いグループ「ぐうたらトリオ」を結成。
翌年、「てんぷくトリオ」に改名し、さらに人気を博しました。
「てんぷくトリオ」は、1970年代から1980年代にかけて活躍。
演芸ブームの1つである「トリオブーム」において、中心的存在を担いました。
しかし、1973年にメンバーの戸塚睦夫さんが死去。
次第にそれぞれの個人活動へとシフトしていきました。
1976年、テレビ朝日系のバラエティ番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」で「ベンジャミン伊東」というキャラクターを確立。
「電線音頭」を踊るネタは、日本中で大ブームになりました。
それまで「てんぷくトリオ」のサブ的役割であった伊東四朗さんが、にわかに存在感を示し始めたきっかけとなったのです。
当時、「ベンジャミン伊東」としてのスタイルは、コメディアン仲間から「あいつはバカになったのか」と驚嘆されたそう。
それほど、インパクトがあったようですよ。
伊東四朗は俳優でも大活躍!
俳優としての伊東四朗さんの認知度が高まったのは、何といっても「おしん」の父親役ではないでしょうか。
1983年、NHKの連続テレビ小説「おしん」の大ヒットによって、俳優としての活躍の場が広がっていったのです。
1992年から2015年までは、TBS系ミステリードラマ「十津川警部シリーズ」で亀井定雄役を一貫して演じました。
十津川警部役の渡瀬恒彦さんとの名コンビで人気を博し、その他、2時間ドラマでの主演も数多くあります。
さらに、2003年からテレビ朝日系人気シリーズ「おかしな刑事」で所轄のヒラ刑事を演じています。
ただ、このシリーズは2024年1月6日に放送された「大千秋楽スペシャル」で20年の歴史に幕を下ろしました。
第1作を撮影した時、伊東四朗さんは既に66歳!
定年の年齢を過ぎていたんですね。
86歳まで刑事の役を演じてきた伊東四朗さんは、「すごい」としか言いようがないですね!
また、伊東四朗さんの活躍の場は、ドラマだけに留まりません。
劇作家の三谷幸喜さんとの出会いがきっかけで、ある芝居に出演。
それは、1992年の舞台「その場しのぎの男たち」で、三谷幸喜さんの書いた明治ものの芝居でした。
三谷幸喜さんとは「笑い」に対する考え方が似ていたとか。
以来、三谷幸喜さん書き下ろしの舞台には、たびたび出演するようになったそうです。
もちろん、この他の舞台公演も精力的に行っている伊東四朗さん。
2022年2月には、「第43回松尾芸能賞」特別賞を受賞しました。
この賞は、日本の文化・芸能の保存、向上に寄与した芸能人に贈られるものです。
2024年6月2日~6月27日には、新橋演舞場で上演される「熱海五郎一座」へのゲスト出演も決まっています。
コメディアンと並行してシリアスな俳優としての存在感も高めてきた伊東四朗さん。
しかし、自らを「喜劇役者」と位置づけていて、「いつまでもそうあり続けたい」と語っています。
「浅草喜劇への伝統を引き継ぎたい」という想いと、「体が動く限り現役で頑張りたい」という想いが年々強くなっているそうです。
まとめ|伊東四朗の現在の体調は!?
伊東四朗さんは、現役最年長のコメディアンであり、俳優でもあります。
最近は、原田泰造さん、おいでやす小田さんなど、お笑い芸人が俳優としても活躍する時代になりました。
伊東四朗さんは、そのはしりと言っていいでしょう。
スーパーシニアの伊東四朗さん、これからも元気に活躍し続けてほしいですね!